カテゴリ:カスケ通信( 6 )

 

京都ベンチャーコンペティション結果発表

みなさん、こんにちは。

3月20日(春分の日)に、「京都ベンチャーコンペティション」の最終審査が、京都リサーチパークにて行われました。わずか10分間のスピーチでしたが、京都彫刻家協会より提案した「アウトリーチギャラリー」の魅力を語ることが出来ました。原稿を見失ってドキドキしましたが、会場に笑いを起こさせて、なんとか良い雰囲気作りが出来ました。

結果は、惜しくもグランプリにはなりませんでしたが、「京都新聞社賞」を受賞しました。

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↑受賞した様子

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↑最後はみんなで記念撮影

コンペティションの後は、懇親会があり、他の企業の方々とも話しが出来ました。

グランプリは逃したものの、京都彫刻家協会の「アウトリーチギャラリープロジェクト」としては、得たものは多かったと思います。まずは何事も、たくさんの人に聞いてもらうことが大事です。最終審査に残ったのも、審査員の方々に興味を持ってもらったからです。

アートは、人間の日常にとっても密着していますが、見逃されているのも現状です。彫刻は絵画とは異なり、扉のない屋外に設置できるものです。これから街全体が、扉のない自由な美術館になるように、私達はプロジェクトを進行していきたいと思います。
みなさんからのご支援、よろしくお願い致します。
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by artunion5436 | 2008-03-21 14:40 | カスケ通信  

京都文化ベンチャーコンペティション2次審査

貴志カスケWrote

先日行われました京都文化ベンチャーコンペティション2次審査で京都彫刻家協会の企画書が通過しました。僕の下手なプレゼンテーションでしたがかろうじて最後の8社に生き残りました。次回3月20日には公開のプレゼンテーションが開催されます。それが最終審査です。
京都文化ベンチャーコンペティションに応募した「彫刻アウトリーチギャラリープロジェクト」は京都の野外やオフィスに彫刻を長期間レンタルしますという企画ですが、これは最初から採算無視の企画です。実のところこのことがお金になればいいのですが、日本の文化事情ではなかなかお金を出してくれる企業も少ないのではないかと思っています。
高瀬川彫刻展のように街中に多くの彫刻を設置することによって風景を一変させることは可能ですが、そのことでオムロンのイルミネーションのように多くの人を呼び寄せることが出来るかといえばそういうことは出来ません。多くの人ごみの中で彫刻を鑑賞しても意味が半減してしまうので、彫刻そのものが雑多な人ごみをきらってます。また彫刻を見てすぐ元気になるとか、機嫌が治ったとかそんなことはまれで彫刻の速攻効果は少ないとみていいでしょう。そういう意味で日本の企業が考える企業の採算ベースに乗らないと思うのも仕方ありません。
しかし、鑑賞者の心の奥に深く影響をあたえ、彫刻がある風景を毎日ながめることによって豊かな気分に慕っていくことを経験する人は多いと思います。この深くて静かで哲学的な空気を味わうのが文化の真髄といえます。
芸術というものは技術と哲学で構成されています。技術的なものは精巧な、きらびやかな、豪快な、視覚的に美しいものを形成しますが、哲学的なものは鈍くて深いいぶし銀の味わいを、時には技術を否定することもあり、人々を困惑の瞑想の世界に引きずり込むのです。この二つの要素が絡み合い、時には技術が前に出たり、時には哲学が技術を押しのけたりお互いの葛藤の中で芸術は成り立っているのです。これらの葛藤や闘争を味わうことが人々のこころを単に癒すだけでなく、奥深く広大な豊かさを人々の心に築くのです。それは、人間の心の空しさを埋めて生きます。
人間は衣食住が満たされていても心が空しくなることがたびたびあります。「ただ生きる」のではなくて「よく生きる」とは何か。その問いに答えてくれるのが芸術を含む文化です。考えること、感じること、創造することが生きていくことの原点であり、ただ利便性だけを与えられて、それにのっとって生きているのは文化的な生き方とはいえません。日本人は経済性、利便性を追い求めすぎています。その分、文化についてはなおざりなところがあり、そのとらまえ方は低次元です。
「彫刻アウトリーチギャラリープロジェクト」は日本の文化力アップのプロジェクトでもあります。

是非、皆さん応援してください。
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by artunion5436 | 2008-01-31 20:37 | カスケ通信  

明けましておめでとうございます。

ARTUNION  貴志カスケWrote

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
昨年中はいろいろなことでお世話になりありがとうございました。 
 昨年はアトリエ村展が20回の記念展の年でした。実行委員長を務めさせていただき、2日間の展覧会に2100人の方々に参加していただきました。
 また、[まなびや2007]で高瀬川彫刻展をプロデュースしました。繁華街の中に無防備に設置された彫刻でしたが大過なく展覧会を終えることができ好評をいただきました。彫刻というのは野外に設置されて廻りの空間ときりむすびながら、存在を主張するものです。そんな空間を街のあちこちにつくろうと思い試みた展覧会です。彫刻家の仲間達が壊されるかも知れないという思いをふり切って協力してくれたことに感謝しています。この企画を、京都文化ベンチャーコンペティションに応募したことろ応募総数二百数十社の内15社が選ばれ、一次審査を通過しました。最後まで頑張りたいと思います。
 また、日韓交流展を韓国の公州で行ないました。公州を訪問したのは2回目になりますが益々交流が深まっています。韓国語はいっこうにしゃべれませんが。

今年も頑張りますのでよろしくお願い致します。

アトリエ村展
高瀬川彫刻展
日韓美術交流展
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by artunion5436 | 2008-01-05 17:57 | カスケ通信  

京都西山高原アトリエ村

貴志カスケWrote

 僕の住居とアトリエは京都西山高原アトリエ村というところにある。この名称は僕たちが勝手に名づけた地名であるが、京都では少し知られるようになってきた。それは毎年5月の3日4日に京都西山高原アトリエ村展という展覧会をしているからだ。11月26日に赤旗新聞に依頼されたアトリエ村の記事が掲載された。下記にリンクを貼っておいたので一度読んでください。

京都西山高原アトリエ村の記事
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by artunion5436 | 2007-12-05 09:39 | カスケ通信  

尹東柱(ユンドンジュ)のモニュメント

貴志カスケWrote
 11月20日、尹東柱(ユンドンジュ)のモニュメントの仮組みができたので村松石材に制作者の田村隆氏とともに見に行った。当日は「詩人尹東柱記念碑建立委員会」の関係者の方々もこられて記者会見をされていた。
 尹東柱の記念碑は僕がプロデュースをして田村 隆が制作をした。「会」と作家の橋渡しをこの間ずーっとしてきて、PCを使えるものだから掘り込む文字のレイアウトなどもお手伝いした。
 尹東柱という詩人は戦時中日本に留学に来ていて、当時朝鮮語で詩を書いたということで治安維持法で捕まり、1945年終戦をまじかにして獄中死した。28歳でした。詩という韻を含んだり、言葉のひとつひとつに重要な意味や感情をふくんいる言葉を母国語ではなくて外国語で書くなんて至難の技である。日本語で書いた詩を朝鮮人に味わってもらうこともまた難しい話だ。戦争はこんな残酷なことを簡単に強制する。戦争をしてはならないという意をあらためて決意した。
 尹東柱の詩は今も脈々として生きている。韓国ではいまでも語りつがれ、先日公州に訪れたときもその話になり、韓日交流協会の会長の金明泰氏も尹東柱の詩を暗誦していて僕らの前で披露してくれた。早くして命を絶たれたので残している詩は少ないが韓国では国民的な詩人である。
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*新聞記事等はコチラ
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by artunion5436 | 2007-11-22 11:46 | カスケ通信  

まなびや2007 芸祭 高瀬川彫刻展

貴志カスケWrote

 高瀬川彫刻展は11月4日に多少のいたずらはされたものの大過なく終了した。
彫刻家達はいたずらをされてもかまわないという覚悟で大作を出品してくれた。
感謝の限りである。今回の彫刻展は市民のモラルがいったいどの程度のものであるかを測る実験でもあった。酔っ払いの多い木屋町で成功した意義は大きい。野外に作品を展示するという芸とうは彫刻(立体)にしか出来ない。芸術作品がなんの扉も開けずに鑑賞できる屋外の空間は、今まで芸術 美術に何の関心もなかった者に目を開かせられる貴重な空間である。ここに出品してくれた彫刻家たちは自己の作品を矢面に立て芸術の開示をしてくれた。これらの空間の開拓を今後もも続けていってくれることであろう彫刻家に拍手を送りたい。

→高瀬川彫刻展の様子はコチラ。
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by artunion5436 | 2007-11-07 16:52 | カスケ通信