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尹東柱(ユンドンジュ)のモニュメント

貴志カスケWrote
 11月20日、尹東柱(ユンドンジュ)のモニュメントの仮組みができたので村松石材に制作者の田村隆氏とともに見に行った。当日は「詩人尹東柱記念碑建立委員会」の関係者の方々もこられて記者会見をされていた。
 尹東柱の記念碑は僕がプロデュースをして田村 隆が制作をした。「会」と作家の橋渡しをこの間ずーっとしてきて、PCを使えるものだから掘り込む文字のレイアウトなどもお手伝いした。
 尹東柱という詩人は戦時中日本に留学に来ていて、当時朝鮮語で詩を書いたということで治安維持法で捕まり、1945年終戦をまじかにして獄中死した。28歳でした。詩という韻を含んだり、言葉のひとつひとつに重要な意味や感情をふくんいる言葉を母国語ではなくて外国語で書くなんて至難の技である。日本語で書いた詩を朝鮮人に味わってもらうこともまた難しい話だ。戦争はこんな残酷なことを簡単に強制する。戦争をしてはならないという意をあらためて決意した。
 尹東柱の詩は今も脈々として生きている。韓国ではいまでも語りつがれ、先日公州に訪れたときもその話になり、韓日交流協会の会長の金明泰氏も尹東柱の詩を暗誦していて僕らの前で披露してくれた。早くして命を絶たれたので残している詩は少ないが韓国では国民的な詩人である。
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*新聞記事等はコチラ
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by artunion5436 | 2007-11-22 11:46 | カスケ通信  

韓日美術交流展2007 in 公州

みなさん、こんにちは。ARTUNIONマユミです。

今回は「韓日美術交流展2007」のレポートです。
先月の10月15日から20日まで、韓国の公州で、韓国美術会と日本美術会の交流展が開催されました。日本美術会会員のARTUNION代表貴志カスケさんが出品されました。私は会員ではありませんが、友情出品という形で特別参加をさせて頂きました。

私は人生初の海外旅行だったので、行く前から緊張しまくり。着いてからも、見るモノ全てが感動で、同伴された方々には申し訳ないくらい田舎っぺぶりを発揮。「うわーうわーすごいなー」を連発していました。ソウルでギャラリー巡りをした後、公州に入り、公州の韓国美術会の人たちと地元のお祭り「百済祭」を堪能。日本から来たということで、地元のテレビ局の方からインタビューも受けました。

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↑特設ステージでは、世界各国のダンスやパフォーマンスが。

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↑出店。たくさんのカニ!おいしそうやったー!

美術交流展のオープニングにはたくさんの人が参加。美術とういう共通点で、言葉の壁を打破!ほのぼのとした暖かい雰囲気の中で、じっくりと作品鑑賞が出来ました。

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↑オープニングの様子

*詳しくは、コチラをクリックして見てください。

今回の「韓日美術交流展2007」に参加させていただいて、とても視野が広がったなぁと思いました。通訳の人がいなければ言葉は通じないけど、時間が経つのも忘れて、夜な夜なみんなでお酒を飲んで、お互いに漢字や簡単な英語、さらには絵やジェスチャーなどで美術の話はもちろん、美術以外の話もたくさんしました。一つの展覧会に2つの国が出品するってだけでなく、もっと原点の「人間同士の交流」が一番心に響きました。たくさんの素敵な笑顔に出会えた、すばらしい旅になりました。
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by artunion5436 | 2007-11-16 10:52 | マユミ通信  

まなびや2007 芸祭 高瀬川彫刻展

貴志カスケWrote

 高瀬川彫刻展は11月4日に多少のいたずらはされたものの大過なく終了した。
彫刻家達はいたずらをされてもかまわないという覚悟で大作を出品してくれた。
感謝の限りである。今回の彫刻展は市民のモラルがいったいどの程度のものであるかを測る実験でもあった。酔っ払いの多い木屋町で成功した意義は大きい。野外に作品を展示するという芸とうは彫刻(立体)にしか出来ない。芸術作品がなんの扉も開けずに鑑賞できる屋外の空間は、今まで芸術 美術に何の関心もなかった者に目を開かせられる貴重な空間である。ここに出品してくれた彫刻家たちは自己の作品を矢面に立て芸術の開示をしてくれた。これらの空間の開拓を今後もも続けていってくれることであろう彫刻家に拍手を送りたい。

→高瀬川彫刻展の様子はコチラ。
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by artunion5436 | 2007-11-07 16:52 | カスケ通信